- メバリングに使えるスナップってどんなもの?
- そもそも、スナップってメバリングには必要なの?
- スナップの種類と特徴が知りたい
無くても釣りができるけど、釣り具屋に行くと色々な種類・サイズ・強度のスナップが並んでいて、小物は選ぶのも楽しいですよね。
スナップは安価ですが、アングラーの好みが出るアイテムです。
この記事では、メバリングに適したスナップの選び方を解説し、Webで購入できるオススメのスナップについて紹介します。
自分の理想に合ったスナップを探したい方は、ぜひ最後まで読んでください。
それではどうぞ
メバリングに適したスナップの選び方
ちなみに私は、メバリングのメインラインはPEラインを使っているため、リーダーが必要になります。
面倒くさいリーダー結びなおしの回数を減らすため、「スナップは必ず使う派」です。
ここでは、形状ごとのスナップの種類、サイズ、スナップを使うメリット・デメリットについて解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
自分のやりたい釣りに合わせたスナップ選びができるようになり、きっと今よりもっと釣りが楽しくなりますよ。
スナップの種類
スナップの種類は、形状によって3種類に分類できます。
<スナップの種類と特徴>
- 開閉式スナップ
ルアー接続部が丸いラウンドタイプがあり、アクションがより大きく出る - ワンタッチ式スナップ
スナップに引っ掛けるだけでルアーを接続できる、最も手軽なタイプ - クロスロックスナップ
開閉式の仲間で、クロス状に閉じるため手間だが、最も強度があるタイプ
メバルの重量はサイズによりますが、せいぜい1㎏程度しかありません。
また、スナップの強度>>ラインの結束強度となるため、メバリングにおいては、どのタイプを選択しても強度面での不安は一切ありません。
クロスロックスナップは強度があり、主にシーバスやサーフのヒラメ・マゴチといった中~大型のターゲットで使用されますが、ライトゲーム(メバル・アジ)向けの商品はほとんどありません。
そのため、メバリングの場合、開閉式またはワンタッチ式のスナップから選択することになります。
安心感のある開閉式スナップか、手軽さ重視のワンタッチ式スナップかは、好みで選んで問題ありません。
慣れてしまえば、ルアー交換の時間には、あまり差がでないようになります。
ちなみに私は、エリアトラウトや渓流にも流用できる、開閉式スナップを愛用しています。
スナップのサイズ
メバリングで使用するルアーに合うスナップのサイズは、メーカーによって表記が異なりますが、000番~00番とSS番~S番とになります。
サイズの番号は000番<00番<0番<1番・・・と順にサイズが大きくなっていきます。
メバリングに使用するルアーは、全ジャンルの中で最も小さいルアーになりますので、最も小さい番手=メバリング向けとなります。
中には、アイが非常に小さいジグヘッドもあり、スナップのワイヤー部が太いものはルアーをセットすることができない場合もありますので、注意が必要です。
メバリングはスナップの強度に余裕があるため、初心者の方は迷ったら線形が細く小さいスナップを選べば間違いがありません。
地磯など大型狙いのメバリングをしたい場合は、ワンランク上の番手を視野に入れてください。
ちなみに、メバリングで使用するスナップサイズは、エリアトラウト・渓流・アジングあたりに流用することができます。
お徳用パックで大量に購入し、小分けにして色々な釣りに流用すれば、お財布にも優しいですよ。
スナップを使うメリット
- 手がかじかむ寒い夜でも、手早くルアー交換できる。
- ルアー交換するごとに結び直しする必要が無く、ノット組みなおしが不要である。
- スナップ部分の長さがあるため、魚にルアーを飲まれても、歯でリーダーが傷つくのを防ぐことができる。
- ルアーのアイ部分がフリーに動くため、ルアーアクションが大きくなる。
私は、メバリング初心者の方に、スピニングタックル+PEラインのセッティングをおすすめしています。
スピニングは構造上、トラブルの防止や飛距離を伸ばすために、ショートリーダーを採用するケースが多くなります。
そのため、ルアー交換のたびにリーダーの結び直しが不要となるスナップは必須アイテムになります。
また、ワインド釣法でルアーをダートさせる時は、ルアーアクションが大きく、キレを出すため、ワイド型のスナップが有利になります。
スナップを使うデメリット
- 大きな魚が回転すると、スナップが開いたり、伸びたりするリスクがある。
- 何回も開閉すると変形するため、定期的な交換が必要である。
- ルアーに対して大きすぎるスナップを採用すると、ルアーのアクションに悪影響がある。
- スナップの重量で、ルアーの浮力が変わることがある。(フローティングルアーが沈む、など)
- 細軸のスナップでは、力が掛かるたびに結び目が締め込まれ、強度低下する。
メバリング用のタックルセッティングは強度に余裕があるため、あえて大きいスナップを選ぶ必要性がありません。
初心者のうちは、迷ったら、できるだけ小さいスナップを選択することで間違いないです。
小さいスナップは曲がりやすいですが、安価なので消耗品と割り切って、壊れる前に交換を心掛けましょう。
一方、青物などの引きが強い魚は、強度面に不安があるため、あまりスナップは使われません。
イメージとしては、シーバスやサーフからのヒラメ・マゴチ以下の魚であればスナップを使用することで、強度上あまり問題はありません。
しかし、青物以上はソリッドリングやスイベルといった使い分けをすると、リスクを回避しながら快適にルアー交換することができます。
狙う魚のサイズやフィールド(地磯など)に応じて、使い分けよう!
オススメのスナップ11選
ここでは、Webで購入できるスナップの中から、メバリングに向いている商品を11品厳選して紹介します。
各メーカーのこだわりがあるスナップばかりで、どれを選んでも間違いありません。
初心者の方にどれか一つを選ぶなら、開閉式のラウンド型、お徳用もある【ダイワ】D-スナップ ライトSSが一番おすすめです。
オーソドックスなタイプでルアーアクションの邪魔をしませんよ。
ワンタッチ式スナップのオススメ6選
【アクティブ】メバルスナップSS:ワンタッチタイプ
【ダイワ】月下美人エイトスナップF:ワンタッチタイプ
【オーナー】一手スナップSS:ワンタッチタイプ
【ブリーデン】となりのアイツSS:ワンタッチタイプ
【ティクト】ラクリングスナップ#1:ワンタッチタイプ
【がまかつ】音速ミニスナップ#0:ワンタッチタイプ
開閉式スナップのオススメ5選
【ウォーターランド】スーパースナップ#00:開閉式
【ダイワ】D-スナップ ライトSS:開閉式・ラウンド
【オーナー】カルティバ耐力スナップ#000:開閉式・ラウンド
【フィッシングファイターズ】鉄腕スーパー#000:開閉式・ラウンド
【アクティブ】ルアースナップストロング#00:開閉式
メバリングにおすすめのノット:ハングマンズノット
初心者の方が、メバリングでリーダーとスナップとの接続に使用する時におすすめのノットは、『ハングマンズノット』になります。
有名なクリンチノットなどと比べるとマイナーなため、聞いたことが無い方も多いかもしれませんね。
著名な方で言うと、バスプロの『秦 拓馬』さん、ライトゲームで有名な『加来 匠(レオン)』さんも使用するノットです。
特徴としては、強度はそこそこだけど、ルアーを付けたままでもスピーディーに結べる手軽さが魅力のノットです。
風がある状況でもトラブルなく結びやすいため、メバリング・アジングなどのライトゲームやエリアトラウト、渓流トラウトといった釣りで使用可能です。
ちなみに、引っ張れば引っ張るほどに締めこまれていくため、絞首刑のロープで使用されたりもします。
元々は、ハサミを使わずに引きちぎってルアーを交換する、アメリカのバスプロが好んで使うノットになります。
私がメバリング初心者の方にオススメする、PEライン0.4号+4ポンドリーダーでは、ハングマンズノットの部分が一番強度が弱い部分になります。
「あえて」ラインシステムで一番弱い個所をスナップとリーダーの結束部分にしています。
根がかりを切る時には、スナップとリーダーの結び目で切れる事になりますので、海にラインを残すことがありません。
リーダーが回収できるため、リーダーの組みなおしが不要となり、釣りへの復帰が早くなります。
強度が一番弱いと言っても、メバリングはある程度ドラグを使ってファイトするので、ファイト中に切れることはありません。
さらに、極小のトレブルフックは曲げて回収することも可能ですので、実用上は全く支障がありません。
まとめ
スナップを使えば、ルアーチェンジを手返しが良く、荒れたコンディションの時でも快適に行うことができます。
そのため、限られた時合のなかで効率よく釣りができ、結果的に釣果UPにつながります。
今回は、スナップの選び方とオススメのノットを解説し、ワンタッチ式のスナップを6品、開閉式のスナップを5品紹介しました。
お好みのスナップがきっと見つかると思いますので、ぜひ購入して使用してみてください。
コメント