- 冷え性なのでで手首がかじかんで釣りにならない
- 防寒具にホッカイロじゃ心もとない
- キャストに邪魔なので厚着をしたくない
手足の指先がしびれるほど寒い冬は、とても釣りに行く気にもなりませんよね。
私の出身地:青森では、真冬の夜でもメバルやクロソイなどのナイトロックゲームが楽しめます。
気温-5℃なんてザラで、防寒着をバッチリ着込んで、ホッカイロを貼って何とか1~2時間戦えるレベル。
しかし、土日しか釣りに行けないので、何としても滞在時間を伸ばしたい・・・
この記事では、そんな環境で釣りを楽しむ私が、実際に愛用している発熱系の防寒アイテムを3つご紹介します。
キャストを繰り返すルアーアングラー目線で使いやすい商品ですので、ぜひ参考にしてください。
それではどうぞ
私は、冬キャンプも大好きで、
今回のアイテムを使えば-10℃でもハンモックと焚火のみで快適ですよ。
厳冬期の釣りで大活躍する発熱系の防寒アイテム3選
厳冬期のルアーフィッシングは、頭から足元までバッチリ防寒具で固めて釣りに臨みますが・・・
- 手がかじかんでルアー交換やノットに手間取る
- 厚着をすると肩周りが動かしにくく、キャストしにくい
- ホッカイロだけだと冷めてしまって寒い
などなど、心が折れそうになった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
特にキャストを繰り返すルアーフィッシングは、3本または5本指をカットしているグローブをする方が多いと思います。
普通の指が出ていない手袋と比べるとどうしても防寒性能が落ちてしまうため、手の甲は問題ないけど、指先がキンキンに冷えてしまいます。
また、キャスト時には、肩・肱・手首を動かすため、あまりインナーを着込んだり、厚手のアウターを着ると、釣りのストレスになります。
今回は、真冬の東北でも釣りを楽しむ私が、実際に普段から愛用しているアイテムを3品ご紹介します。
アングラー目線で、動きやすく、しっかり寒さをしのげる発熱系のアイテムになりますので、防寒着にプラスすると、ずっと釣りが快適になりますよ。
防寒アイテム①:ハクキンカイロ
防寒アイテム1つ目は、キャンパーにも人気の『ハクキンカイロ』です。
1923年に販売され、今年でなんと100年となる超ロングセラー商品になります。
おじさんのイラストが印象的なパッケージですよね。
燃料となるベンジンは、Web販売の他、ドラッグストアでも販売されています。(大体はホッカイロコーナーの隅にあります)
【メリット】
- 抜群に暖かく、どんなに寒い状況でも使用することが可能
- 繰り返し使用が可能で、ゴミを出さないため環境にやさしい
- スタンダードサイズは、付属のカップ2杯(25cc)のベンジンで最大24時間保温できるため燃費が良い
【デメリット】
- 燃焼により、灯油のような臭いが多少する
- 燃料が余っても燃焼が止まらない
- 低温やけどのリスクがあるため、必ずケースが必要
燃料となる『ベンジン』を別に準備する必要がありますが、繰り返し長期間使用できる、環境にやさしいアイテムです。
製品デザインは、2012年に日本デザイン振興会のグッドデザイン・ロングライフデザイン賞も受賞されています。
発熱性能は抜群で、使い捨てホッカイロの約13倍の暖かさがあり、何と-40℃という超過酷な環境でも使用することが可能です。
購入すると、本体と専用の燃料軽量用カップ、フリース素材のケースが付属されています。
直接触ると低温やけどのリスクがありますので、必ずケースに入れて使用するようにしてください。
釣り用として、ケースとストラップ込みで約75gと非常に軽量なハクキンカイロminiを使用しています。
ミニでも専用の燃料軽量カップ1.5杯まで入れることで、18時間保温することが可能です。
スタンダードサイズ、miniサイズのどちらでも持続時間に不安はありませんし、1分もあれば燃料補給が終わります。
専用ケースに100均で購入した首掛けストラップを付けて、胸元を温めていて、上にダウンを着ると、ハクキンカイロの熱をしっかり保温できるのでオススメですよ。
もし釣りを早めに切り上げる時には、ジップロックの中にハクキンカイロを入れて酸素を遮断すれば、発熱反応を止めることができます。
私はキャンプ用にスタンダートサイズ、釣り用にminiサイズを愛用中。
燃料用のベンジンもお忘れなく!
防寒アイテム②:巻きポカ(手首用)
防寒アイテム2つ目は、寒さを感じやすい手首部を直接温め、指先までぬくぬくになる、小林製薬の『巻きポカ』(手首用)になります。
機能を一言でいうと、カイロを手首に押し付けるリストバンドです。
防寒グローブを付けていても、釣りをしていると手首は露出したりで、かなり冷える部位になります。
『巻きポカ』を付けると、そんな弱点をしっかりとカバーすることが出来ます。
また、防寒グローブの中には、ホッカイロを入れられるタイプや電熱式のタイプもありますが、釣りをすると、どうしてもグローブが濡れてしまいます。
濡れたグローブを交換したい時でも、『巻きポカ』を巻きかえれば快適な状態をキープすることができます。
デメリットとしては、ミニカイロ(貼れないタイプ)を携行する必要があること、手首が若干重くなるのことです。
手首にしっかりとフィットするため、キャストに問題はありませんが、私はたまに重量感が気になることがあります。
そのため、防寒グローブだけでは我慢できないという状況の時に、『巻きポカ』を使用しています。
気温がー10℃の状況であっても、「巻きポカ」をすると手がかじかむことなく、ルアーチェンジを快適に行うことができます。
あまりに快適なため、手首の重量感が気にならない友人は、常に使っています。
防寒アイテム③:ヒーターベスト(電熱ベスト)
防寒アイテム3つ目は、ミドラーで使用する『ヒーターベスト(電熱ベスト)』になります。
今やワークマンを始め色々なメーカーから販売されており、2,000円台~と廉価な商品も多くなってきています。
フリース素材のものから、中綿入りのもの、タウンユースでもいけるオシャレなデザインのもの、洗濯が可能なものも、比較的手頃な値段で揃います。
デザインは好みによりますので、今回はアングラー目線で気になるポイントを解説していきます。
- 襟付きで、首(後ろ)まで電熱線が入っている
- サイズは極力ジャストサイズのものを選ぶ
- バッテリー収納用のポケットがある
- 温度を何段階かで調整できる
- 肩回りが開いたベストタイプである
ヒーターベストの電熱線の配置は、メーカーによってかなりバラつきがあります。
当然ヒーターが大きければバッテリーの消耗が早くなりますし、ヒーターが無い部分は温まりません。
風が吹く環境で釣りをすることもありますので、ネックウォーマーを着けるとはいえ、首(後ろ)部分の熱線が入っているものはマストです。
ヒーター部分を体にフィットさせるため、極力ジャストサイズを選びたいところです。
釣りの最中はルアーをキャストしたり、ポイントを歩いたりしますので、バッテリーが固定できる収納ポケットが欲しくなります。
また、歩き回っているうちに熱くなってくることもありますので、何段階かで温度調整できる商品を選択しましょう。
釣り場は海鳥の糞や鉄錆などで汚れている場合も多いため、アウターには気軽に洗濯ができるレインウェアやスノーウェアを着ることが多いと思います。
そのため、インナーは着ぶくれを防ぐため、肩回りが開いたベストの方がストレスがありません。
インナーがメインであまり汚れないため、洗濯できないモデルでも特に問題になりません。
デメリットとしては、モバイルバッテリーが必要になり、重量が気になるという点になります。
4時間釣行をしたいとなると、やはり20,000mAh程度のバッテリー用量が欲しくなってきます。
私の所有する12,000mAhのモバイルバッテリーは約220gですが、20,000mAhのバッテリーは約410gと重量感があります。
コスト的には高くつくかもしれませんが、10,000mAhクラスのモバイルバッテリーを2台携行し、充電しながら回転するのオススメです。
ヒーターベストは、冬の寒さをしのぐうえでは、革命的な温かさです。
バッテリーを携行する煩わしさはありますが、ホッカイロも不要になり、釣りが格段に快適になります。
初めてヒーターベストを導入した時は、
お世辞抜きで感動しましたね。
まとめ
今回は、東北在住の私が、真冬の厳冬期でも釣りが楽しむために愛用している、発熱系の防寒アイテムを3つ紹介しました。
どれも私が普段からお世話になっているアイテムで、動きやすく、氷点下であろうともしっかりと寒さを防ぐことができます。
普段の釣りに使っている防寒着にプラスして使うことで、快適な釣りを楽しむことができますので、ぜひ寒さに負けず、釣りに出かけましょう!
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